和田監督、黒田対策は「早めにつかむ」
阪神・和田豊監督(52)が6日、11日・広島戦(甲子園)で今季初対戦が予想される黒田博樹投手(40)への警戒を強めた。
メジャー帰りの右腕はここまで2試合に登板して1勝1敗、防御率1・93。和田監督はスコアラー陣の情報を基に「相当、(ボールを)動かしてくるらしい」と語り、「それがどの程度なのかは(打順の)一回りで分かればいいし、早いうちにつかまないと」と対戦へのイメージを膨らませた。
かつては剛腕の印象が強かったが、現在はツーシームやカットボールを自在に操る。各打者がその変化をどれだけ見定められるかが、攻略への鍵となる。注目の初顔合わせ。きっちり打ち崩して、黒田に苦手意識を植え付けたい。