和田監督連勝にも…打撃陣よ奮起せよ
「阪神3-1ヤクルト」(28日、甲子園)
六甲おろしの大合唱が心地よい。阪神は江越のプロ初アーチに加え、メッセンジャーの力投からの継投で逃げ切り。約1カ月ぶりとなる開幕カード以来の連勝となり、和田監督にとっても大きな1勝となった。
「まだ甲子園で負け越してますんで、これだけの声援を受けながらなかなか勝てませんでしたし、今日の1勝で流れに乗って明日も戦っていきます」
狙いが的中した。3連敗中のメッセンジャーの女房役には、前回に続き藤井を選択。経験に期待した中「頼りになるね」と働きを評価。さらに江越には試合前練習で「持ち味の思い切りのいいスイングを、あまり結果を考えずにやれ」とアドバイス。孝行息子の一発を喜んだが、思い通りの試合展開ではない。
江越の3ラン以降は無安打と沈黙。「ヒットが二回の3安打だけで終わってしまったんで。反省点として、今日は取りましたんで、もっと打撃陣が奮起して、明日も打って勝てるようにやっていきたい」。気を引き締め、白星を積み重ねていく。
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