“第6の助っ人”ペレスと契約合意
阪神は17日、BCリーグ石川ミリオンスターズのネルソン・ペレス外野手(27)と選手契約を結ぶことで合意したことを発表した。推定年俸は単年で1000万円。合流日は明らかにされていないが、チームに新たな刺激をもたらす存在となりそうだ。
「第6の助っ人」が正式に決定した。ペレスは広報を通じて「石川ミリオンスターズに呼んでいただき、日本に来てプレーできるチャンスを与えていただき、大変うれしく、また、感謝しています。そして阪神タイガースがチャンスを与えてくださり、大変うれしいです」と高鳴る胸の内を明かした。
ペレスはドミニカ共和国出身の左の強打者で、アメリカのメジャー経験こそないもののマイナー通算82本塁打を記録。今季から石川に入団し、ここまで30試合で111打数36安打、打率・324。さらに7本塁打はリーグトップの数字となっている。
交渉を続けていた中村GMは「(走攻守の)三拍子そろった選手」と潜在能力を評価。今季はマートンが不調だが、そのまま「代役」とするのではなく、将来的な戦力という狙いも含めた補強だ。
また、ペレスは「全力を尽くして日本一の阪神ファンの前で阪神タイガースの優勝に貢献したいと思います」とコメント。新たな夢と共に、阪神の日本一への使者となる。