ゴメス止まらん!自己最長15戦連続H
「阪神2-5DeNA」(25日、甲子園)
阪神・ゴメスが連続試合安打を自己最長の「15」に伸ばした。無安打で迎えた六回に先頭で小杉の146キロを右前へはじき返し、チャンスメーク。得点には結びつかなかったが、2点ビハインドの局面で反撃の機運を高めた。「いい状態なので、これを続けていきたいよ」。試合後は笑顔なく引き揚げたが、好感触を隠すことはなかった。
三回1死満塁の絶好機に初対戦の砂田から右翼へ先制犠飛を放った。この打席、確信を持って見送った初球内角の変化球をストライク判定され不満をあらわにしたが、追い込まれてから外角スライダーに反応。逆方向へ飛距離十分の打球を打ち上げた。「緩いボールをうまく引きつけることができた。ヒットを打てればベターだったんだけど、点が入ったのは良かった」。福留と並ぶチームトップの46打点目。試合途中、広報を通じて自画自賛のコメントを発した。
連続試合安打は次女アイミーちゃんが誕生する2日前、4日のDeNA戦から継続。ノンストップの“ゆりかご安打”がチームを再び連勝街道に乗せる。