打点挙げれば全勝!江越神話で3連倒ヤ
不敗神話継続や!打点を挙げた試合は7戦全勝の阪神・江越大賀外野手(22)が、31日のヤクルト戦(甲子園)で、先発・成瀬を攻略することを30日、約束した。4月28日にプロ初本塁打&初打点を記録した左腕から快音を響かせ、チームを4連勝へ導く。
“大賀ドラマ”はまだまだ終わりそうにない。甲子園での指名練習。江越はフリー打撃で、左翼席へ弾丸ライナーの一発や、中段まで到達する特大弾も放った。29日の中日戦で同点弾と決勝打を放った勢いそのままに快音を連発した。
31日からはヤクルト3連戦。初戦で対戦する成瀬からは、4月28日の初対戦でプロ1号となる3ランを放った。「いいイメージはある」と言い切る。
「状態はいい。ボールが見えているので。チームに貢献できるように頑張りたい」。2度目の対戦でも再び打ち崩す意気込みだ。
和田監督はフリー打撃中、ケージに張り付いてスイングを見つめて助言も送った。「細かいことをどうのこうのじゃなくて、持っているものをいかに打席で出せるかだな」。
また、今後も重圧が掛かりすぎない7番で起用する方針を明かし、ヤクルト・山田のような活躍を期待した。「(山田は)ストライクゾーンを打ち損じしない気迫が出ている。そういういいところは見習ってほしい」。あらためて結果は恐れず、フルスイングを継続することを願った。
1軍昇格後は7試合連続先発で打率・375、3本塁打、8打点。ドラフト3位ルーキーは結果を残しても浮かれる様子はない。「ボール球を振ってしまうと投手有利になるし、自分の打撃ができなくなる。あまいボールを一球で仕留めたい」と自分に言い聞かせるように話した。まだまだ主役は誰にも譲るつもりはない。