メッセ粘投も…カモの燕に7回3失点

 「阪神1-4ヤクルト」(1日、甲子園)

 甲高い打球音が超満員の甲子園に響いた。1点ビハインドの三回1死一塁。阪神・メッセンジャーが、畠山に痛恨の2ランを浴びた。「真っすぐ1本のところでスライダーが高く浮いて、うまく上がってしまった。畠山選手の一発が悔やまれます」。今季8敗目を喫した助っ人は、4番への失投を敗因に挙げた。

 2試合連続でヤクルトに主導権を与えた。初回、比屋根、川端の連打で無死一、三塁のピンチを招くと山田の犠飛で先取点を献上。「2ランの後は粘ったけど、立ち上がりの制球が良くなかった。昨日の藤浪といい、立ち上がりから苦しんでいる」。和田監督がそう指摘したように、序盤から試合の流れを引き寄せられなかった。

 それでも中盤以降はカーブの割合を増やし無失点。粘りの投球を展開し、立て直した。前回の中4日に続き、今回は中5日の登板。7回6安打3失点の結果は及第点だろう。試合後はプライドをにじませ次戦をにらんだ。

 「短い間隔で投げるのは自分しかいない。(今後も)できると思っている。127球?全然、問題ない」

 次回も中5日で7日・DeNA戦(横浜)の先発が濃厚だ。8月のローテはメッセンジャーが中心。次こそ、圧倒的な投球で8勝目をもぎ取る。

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