【阪神データ】呉昇桓に試練の8月
虎の守護神、呉昇桓が7月31日・ヤクルト戦(甲子園)で30セーブ(S)両リーグ一番乗り。昨季2014年も39Sで、2年連続30セーブは史上16人目。外国人投手では4人目で、来日及び入団1年目からは、プロ野球史上初となった。
今季の呉昇桓はチーム93試合目の自身45試合目で30S。昨季30S到達は8月17日、チーム106試合目の自身46試合目。チーム試合数では13試合少なく、登板数では1試合少ない。目下のペースで進めば、2005年・岩瀬仁紀(中日)、07年・藤川球児(阪神)の持つ、プロ野球最多46Sも視野に入る。
昨季の呉昇桓は月別成績で見ると、5、7、9の奇数月で好成績を残していた。いずれの月も10試合以上に登板して、防御率0点台。7月は自身月間最多の10Sをマークした。
今季は6、7月で16Sを挙げたものの、25試合で13失点。6月防御率3.00、7月5.68と安定感を欠いている。昨季の8月も2.45と月別では乱れた月でもあっただけに、6連戦が続く今季の8月をどう乗り切るか。