メッセ不運…喜べぬ史上8人目の快挙
「阪神4-5巨人」(10日、甲子園球場)
阪神・メッセンジャーが不運な先制点に泣いた。二回、無死一、二塁、アンダーソンの左翼線への飛球をマートンが打球判断を誤り後逸。さらに村田の中犠飛で、この回2点を失った。2点ビハインドの六回は阿部に痛恨の2ランを浴び、6回6安打4失点で自己ワーストの12敗目。和田監督は「きょうにかける気持ちが出ていた」と評価したが、結果は消化不良に終わった。
「(二回の)先頭の死球、2ストライクからのヒットは反省すべきところ。(調子は)悪くなかったけどアンラッキーでした」
快挙に花を添えたかった。初回、2死を奪ったところで外国人史上8人目の通算1000投球回に到達。球団外国人ではバッキー以来、2人目の快挙に「6年で達成できてうれしいです。自分の仕事をこなせてきた一つのの証し」と胸を張った。