マートン「いいシーズン」去就は微妙
阪神のマット・マートン外野手(34)が7日、甲子園での練習後に来日6年目の今季を振り返った。
「難しいシーズンだった。ただ、自分がプレーした6年間の中でも、(苦しい経験をできたという意味で)いいシーズンの一つだったと思う」
10年から阪神に加入して、3度の最多安打を獲得。昨季は初の首位打者にも輝いた。しかし、今季は開幕から低迷。打率・276、9本塁打、59打点に終わり、判定に抗議するなど、メンタル面の不安定さも露呈した。
そのため去就は微妙な状況だ。来季は違うチームでプレーする可能性もあるため、6年間プレーしたチームに対して「ユニホームを着させてくれたことに感謝している」とコメントも残した。
甲子園での練習はフリー打撃など軽めの調整で終えた。「もちろん、クライマックスシリーズに行きたいと思っているよ」と話して帰宅。広島-中日戦をテレビで観戦した。