メッセ開幕投手譲らん「自分が値する」

 阪神のランディ・メッセンジャー投手(34)が13日、関西国際空港から米国に帰国した。来日6年目の今季は9勝12敗、防御率2・97。「全体的に悪くなかったけど、2桁勝利に届かなかったので悔しい」と不完全燃焼の1年だっただけに、来季へ向けて早くも3年ぶりに逃したタイトル奪回を宣言した。

 「今年は春先にファームにいたから2、3試合、先発機会を失った。ずっと投げていれば、どれか1つは取れていたと思う。来年は取り返すつもりだよ。心配していないさ」

 2年連続、3度目の開幕投手にも意欲を見せる。今季14勝を挙げた藤浪がライバルとなりそうだが、「開幕投手?もちろん。5年間、安定した結果を残している。そういったことを踏まえて、自分が値すると思っている」と譲らない構えだ。

 ここ一番の勝負強さは健在だ。巨人と対戦したCSファーストSでは第2戦に先発。7回2失点の力投でチームを勝利に導いた。変革期のチームにあっても、メッセンジャーは不可欠な存在だ。

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