藤浪、来季は軽~く200イニング超え
阪神・藤浪晋太郎投手(21)が14日、来季の年間200イニング超えに自信を見せた。180イニングを目標に掲げた今季は199イニングを投げ、宣言通りクリア。わずか、1イニング届かなかった大台も、来季は到達可能だという。
「今年は180と言って軽く超えられたので来年は200を軽く超えたいと思います。1試合7、8回投げられれば、おのずと増えてくると思います」
今季は28試合の登板で14勝7敗、防御率2・40。直球の質が向上し、見逃し三振を奪うシーンが増加。本人も「これまでの2シーズンと比べて、これまでにないくらい成長できたと思います。技術面とメンタル面、技術面に比例して、自信もついてきました」と確かな手応えをつかんだ。
221奪三振はリーグトップだった一方、82四球、11死球、9暴投はリーグワースト。自身のフィールディングミスが、失点につながった試合もあった。それは本人も自覚しており「いいシーズンだったと思いますけど、満足はしていません。勝ち負けの部分で、もったいないなというものがある。四球や自分のミスをもっと少なくしていきたいです」と自戒した。1イニングでも多く投げるため、総合的なレベルアップを図っていく。