矢野氏、下柳氏、赤星氏ら入閣も
阪神・金本新監督を支えるコーチングスタッフの選定は今後、急ピッチで進められる。球団側は既に今季1、2軍スタッフから8人の退団を発表しており、既に決定している大野投手コーチの招へいに加えて、さらなる外部招へい、内部昇格が本格的に検討される。
組閣については12日に行われた3回目の監督就任交渉の席で遡上(そじょう)に上がったもようだが、現時点で具体的な人選確定までには至っていない。球団側は金本氏の意向に最大限、配慮をしながら詰めの作業を行う方針だ。
2003、05年の優勝メンバーであり、同い年の矢野燿大氏(46)、下柳剛氏(47)、さらに赤星憲広氏(39)=いずれも野球評論家=らの名前が今後、浮上してくる可能性も十分ある。また、1、2軍スタッフの入れ替えなども検討課題になる。
既に他球団ではスタッフが確定しているところも多い。いずれにしても残された時間は多くはなく、急ピッチで組閣作業を進めることになる。