藤浪がプレ12辞退…2~3週間投球禁止

 阪神・藤浪晋太郎投手(21)が22日、右肩炎症のため11月に開幕する国際大会「プレミア12」への参加を辞退したことを明かした。シーズン後半から違和感があり、19日に大阪市内の病院で受診した結果、右肩関節に炎症が見られたという。代わってヤクルト・小川泰弘投手(25)が選出された。

 苦渋の決断だった。鳴尾浜で行われた秋季練習。軽めのキャッチボールを終えた藤浪は、沈痛な面持ちで今回の経緯を説明した。

 「シーズン中から肩が痛いというのがあったし、コンディションの苦しい中で投げていました。19日に病院で見てもらって炎症があるということなので、今回は辞退させていただきました。国際大会ですし、コンディションが良ければ参加したかったのですが…」

 3年目は1年を通してフル回転した。3月から侍ジャパンの強化試合・欧州代表戦に登板し、シーズンでもローテの軸として、199イニングを投げた。CSファーストSでも先発。酷使を続けた右肩は悲鳴をあげ「高校の時も少し痛いことはありましたが、これだけ継続して違和感が続くことはなかったので不安はありました」と明かした。

 2、3週間は投球練習を禁止されており、年内はブルペン入りを回避する。11月の秋季キャンプには参加する方向だが、来季へ疲労回復を優先していく。

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