金本監督 超異例!オフに育成会議

 「阪神秋季キャンプ」(14日、安芸)

 阪神・金本知憲監督(47)が14日、選手育成について2軍首脳陣を含めたスタッフミーティングを開き、1、2軍で一貫した指導方針、練習法を指示していく考えを示した。

 「春に向けて打ち合わせ、ミーティングをやって(指導の)方向性をしっかり、はっきりさせてやっていきたい。時間はたくさん取らないと。掛布さんともこの選手をどう育てるか、どういう練習をやらせるかとか、何を重視するべきか。意識改革をする上でシーズンオフの過ごし方は大事なことですから」

 キャンプ前にスタッフ会議を行うのは通常のことだが、シーズンオフに行うのは異例。ここにも指揮官の目指す変革への強い意志が表れた。

 話し合うテーマは選手の育成方針。一人一人を挙げてどういう選手に育てるのか、球団としての方針を明確にする。その上で、どういう練習方法が最適かを話し合い、個々に伝えていくという。

 これまではせっかく2軍で成長しても1軍で違う指導をされ、選手が混乱する場面が見られることもあった。

 方向性を打ち出すことで、指導方針のブレをなくし、地に足を着けた育成ができるという考えだ。金本改革はシーズンオフも続く。

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