掛布2軍監督 良太よバット上げるな!
阪神・掛布雅之2軍監督(60)が15日、甲子園室内練習場と鳴尾浜で新井良太内野手(32)に打撃指導を行い、フォロースルーを下げるよう提案した。
新井良といえばフォロースルーを大きく上げるバット投げがトレードマーク。しかし、掛布2軍監督は「フォローを上げてしまうと、肩がレベルに回らなくなる」と指摘する。
求めるのは腰から回るレベルスイング。最短距離でボールにバットをぶつけられ「前が大きくなるから、軽く振っても飛ぶ」と説明する。教えを受けた新井良も「いいアドバイスを頂いた」と手応えを口にした。
今季は打率・193で4本塁打。「長打力は消しちゃいけないけど、確実性が加わっていけばチャンスが広がる」と掛布2軍監督。「だめだったら元に戻せばいい」と最善の方法を見つけ出す。