球児 開幕直前の守護神転向も“快諾”
阪神・藤川球児投手(35)が2日、開幕直前に守護神転向を通達されても重責を担う考えを示した。
球団が残留交渉中の呉昇桓は、いまだに去就が不透明。香田投手コーチは1日に、助っ人が退団となった場合、藤川を抑えとして起用する可能性があることを明かしている。
藤川はすでに先発起用する方針を伝えられているが、チームのためなら守護神転向もいとわない。仮に有事が開幕直前に発生したとしても、その意志に変わりはない。
「(抑えは)適材適所で、その時に調子がいい選手がやればいいと思う。それが自分かもしれないし、若手かもしれない。僕はやれ、と言われればやる。その準備をしているので」
ただ、それも呉昇桓の動向で状況が変わってくる。まずはいつ状況が変わっても対応できるように、状態を上げることに専念していく。
この日は鳴尾浜で8日連続の自主トレ。ウエートとランニングで約3時間、汗を流した。「自分は準備を整えて、監督やコーチが決めやすいようなものを提供できるようにしたい」。今は役割を気にするよりも、開幕に照準を合わせて調整を進めるだけだ。