安藤50戦登板へ“エナメル新スパイク”
雨にも負けず50試合登板を目指す。阪神・安藤優也投手(37)が4日、大阪市内で開催された「ミズノブランドアンバサダーズミーティング」に出席し、新スパイクの導入を明かした。
素材を雨に弱いとされるスエードからエナメルに変更。「エナメルの生地は硬くて好きじゃなかったんだけど、前より柔らかくて伸縮性があったから。ピッチャーにとって、スパイクは一番重要なアイテムだからね」とまずは足もとから固める。
今季は50試合に登板し、5勝4敗、防御率3・02。巧みな投球術で、何度もピンチの芽を摘んだ。来季の目標は4年連続となる50試合登板。「そこは目指すところ」。きっぱり言う安藤にとって、1歳上の福原の活躍がモチベーションの1つだ。「最年長の福さんが頑張っているのは刺激になるよ」。
会場では熱心にサンプルを眺め、旺盛な向上心を示した。プロ15年目を迎える来季も「勝利の方程式」に欠かせない存在。若手も台頭する中、確立したポジションは譲らない。