球児「球は速かった」マテオに太鼓判

 阪神の藤川球児投手(35)が16日、球団が獲得交渉を進めているパドレスのマルコス・マテオ投手(31)に“太鼓判”を押した。鳴尾浜での自主トレ後、「まだ交渉が大詰めでしょう?僕は話す立場にない」と前置きしつつ、笑顔を交えてカブス在籍時のチームメートを紹介した。

 13年に右肘の手術を受けた後、マイナーでリハビリ中にマテオの投球を数試合、見たことがあった。「球は速かったね」。最速156キロの直球は、評判に違わぬ球威があることを証言した。

 プレー以外でも思い出がある。「性格は明るい。何をしゃべっているか分からないけど、擬音が多かったね」。陽気なドミニカンは米国でも異国でのプレーを経験しており、日本で環境に苦しむことはなさそうだ。

 未知の可能性にも期待を感じている。「今までの(阪神の外国人)投手とはタイプが違うかな。後ろ(救援)で中南米系というのは」と、パワータイプのリリーバーの入団を心待ちにした。

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