ドラ3竹安“増井流メンタル術”習得だ

 阪神のドラフト3位・竹安大知投手(21)=熊本ゴールデンラークス=が24日、日本ハム・増井浩俊投手(31)のメンタル術を取り入れていく考えを明かした。母校・伊東商業高校野球部の増井裕哉監督が増井の弟で、ドラフト後に増井の話を聞いて刺激を受けた。レベルアップを図り、優勝に貢献できる投手を目指す。

 直接の面識はなくても、伝え聞いた話で十分に刺激は受けた。竹安の母校・伊東商業高校野球部の増井監督は、日本ハム・増井の弟。ドラフト後にあいさつに訪れた際に聞いた話が、竹安の胸に強く刻まれた。

 「増井監督から『アニキはマイペース。九回に同点でいっても、やるべきことをやる』と聞きました」

 増井は今季、守護神としてリーグ2位の39セーブを挙げた。また、侍ジャパンの一員として戦った「プレミア12」の投球もテレビでチェック。「表情はいつも変わらなかった。メンタル的にすごいと思う」。自分のペースで、平常心で挑む大切さ。増井監督の言葉と重なった姿が、見習うべきスタイルとなる。

 メンタルだけでなく、「150キロの直球」という目標の上でも増井は手本となる存在だ。「150キロを投げると次元が違うと聞きます。追い求めていきたいと思います」と力強く話した。

 もちろん阪神の先輩からもどん欲に学んでいく。甲子園の施設見学の時には安藤から「がんばってね」と激励されたという。「優勝した時に柱として投げられていたので、自分もそうなれるようにがんばりたい」。担当の田中スカウトも「全盛期の安藤タイプ」と話しており、優勝に貢献できる投手を目指す。

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