今成 虎男襲名や ソフト松田が命名

 阪神・今成亮太内野手(28)が14日、「虎男(とらお)」襲名を宣言した。オリックス・糸井嘉男外野手(34)らとグアムで合同自主トレ中、別のグループながら練習をともにした「熱男(あつお)」こと、ソフトバンク・松田宣浩内野手(32)から命名された。「自分でも気に入っています」という虎のお祭り男が、熱いパフォーマンスで金本阪神を盛り上げることを誓った。

 猛虎の元気印にうってつけのネーミングだ。過酷なランニングメニューに取り組んでいた今成に「虎男!」の声。「松田さんからそう呼んでもらいました。自分でも気に入っています」。思わぬ声掛けに戸惑いながらも、まんざらでもない表情で受け入れた。

 「熱男」とは昨季のソフトバンクのチームスローガン。松田は本塁打を打った後、右手でガッツポーズしながら「熱男~!」と叫ぶパフォーマンスを定着させた。その松田からお立ち台での「虎男」パフォーマンスという珍指令も受けた。

 チームメートのものまねが得意な今成だが、昨年のファン感謝デーではラグビー日本代表FB五郎丸のコスプレを披露して大爆笑を誘った。虎党おなじみの陽気な男は「機会があればやりたい」と「虎男」パフォーマンスにも前向き。「そのためにも(グラウンドで)結果を残さないと」と決意を新たにした。

 ソフトバンクについては「常に強い。勝つ集団の雰囲気は明るい。どういうモチベーション、雰囲気でやっているか伝わってくる」と実感。日本一軍団の原動力を間近で感じたからこそ、自らも進んで突き抜ける覚悟だ。

 昨季35発の松田からパンチ力向上のヒントも得た。横振りにならず、上からたたくイメージで「意識して、試しながらスイングしている」という。

 同時に「セ・リーグを盛り上げてほしい。熱男と虎男、どっちが熱いかな?熱男の方が熱いよ~」と挑発も受けた。期待に応えるためにも、2016年の今成は“名付け親”と同じ正三塁手の座を奪取し、最高の「虎男」パフォーマンスを見せつける。

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