西岡志願の早出特守もリレー免除ならず
「阪神春季キャンプ」(13日、宜野座)
阪神・西岡剛内野手(31)が13日、早出特守に志願参加。二塁のレギュラー獲りへの意欲を猛アピールした。
当初から参加予定だった鳥谷とともに、背番号7が朝のまっさらなグラウンドに現れた。約35分間で69球の二塁ノックを受け「楽しもうと思った」と、終盤はジャンピングスローなどのハッスルプレーで虎党を沸かせた。
さらにランチ特打も行い、こちらは90スイングで9発の柵越え。しかし、ただの“優等生”じゃ面白くない。「特守も特打もやって、免除してもらおうと思った」と、リレーへの参加回避を金本監督に懇願したが即却下に。疲労困憊(こんぱい)で走りきり、しっかりとオチをつけた。
「オレがいくら頑張ってアピールしても練習量が減らないとわかった。これからは要領よくやっていきたい」。西岡はそううそぶいたが、復活への並々ならぬ決意は本物。金本監督も「オーナーが来たからアピールじゃない?(手は)抜かさない。オレの目は、より光輝くよ」とイジりつつ、上機嫌だった。