江夏氏「左腕王国」復活に太鼓判

 「阪神春季キャンプ」(23日、宜野座)

 阪神の2軍キャンプで臨時投手コーチを務めたOBの江夏豊氏(67)が23日、志願する形で宜野座キャンプを訪問。ブルペンをじっくりと視察した上で「左腕王国」の形成へ太鼓判を押した。

 「左がたくさんいるなと。今は打線はどのチームも左が主力だから、左が多い方がいい。(阪神は左が)余ってるから」

 この日、左腕では高宮、高橋、岩田、榎田、岩貞、岩崎の6人がブルペン入り。それぞれの投球が内容あるものだったからこそ、充実ぶりが目に付いた。中でも、160球の投球を「疲れた状態を意識して投げました」と振り返った岩崎を、「ボールが速くなった。実戦で味が出る(タイプ)」と称えていた。

 ブルペン入りしなかった左腕では能見も控えており、力のある左腕は阪神にとって大きな武器となる。また、18日の視察も含めて藤浪の投球を見られなかったが「頭のいい選手だからしっかり調整してくるだろう」と期待を寄せて、宜野座を後にしていた。

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