ヘイグ6戦連続安打、得点圏打率は1位
「ヤクルト6-6阪神」(31日、神宮球場)
阪神・ヘイグのバットから快音がやむことはない。1点を追う七回1死一、二塁。ヤクルト3番手・杉浦が投じた外角スライダーを鋭く振り抜くと、打球はフェンスを直撃する同点適時打となった。
「うまくバックスピンをかけられたので、予想以上に飛ばすことができたかもしれない」と本人も驚く打球の伸び。開幕から6試合連続安打。そしてリーグトップタイの得点圏打率・667。自らの打撃に「まだ勉強することは多いが、状態は悪くないと思っている」と控えめながらも手応えを感じていた。
延長十二回ドローに「引き分けという経験が人生初なのでね」としながら「負けなかったというのがよかった」と笑顔も見せたヘイグ。好調な打撃は、まだまだ続きそうだ。