福原、無念サヨナラ被弾 配置転換も
「中日4-2阪神」(17日、ナゴヤドーム)
中日ファンの大歓声が巻き起こる中、マウンド上で天を仰いだ。延長十回無死一塁から登板した阪神・福原が、ビシエドに右翼ポール直撃のサヨナラ2ランを浴びた。「しっかり出たところで抑えないといけない」と悔やんだ。
最後は外角球を運ばれたこともあり、報道陣からの問いかけに「(内角にも)いかないといけない」と振り返ったが、前日も敗戦につながる2失点を喫していた。配球面だけでなく、本調子ではないのが現状だ。
金本監督は「本調子じゃないね」と話し、「役割は変わるかもしれんね。配置転換とか。それは分からないけどピッチングコーチも考えるでしょう」と配置転換の可能性を示唆。好調の安藤が八回に回ることも考えられるが、一日も早い福原の復調を願うしかない。