メッセ“村山氏記念デー”にG斬りや!
阪神のランディ・メッセンジャー投手(34)が9日、猛虎のレジェンドから刺激を受けた。先発予定の11日・巨人戦(甲子園)は「永久欠番デー11」が開催され、故村山実氏の生誕80周年を記念して、永久欠番の「11」を帽子に刺しゅうしてプレーする一戦だ。
「いいね!」
その名は知らなくても、打倒・巨人に燃えたミスタータイガースだと聞くと、助っ人の魂は揺さぶられた。闘志あふれる姿は、かつて「巨人戦に投げさせてほしい」と熱く訴えた自身の姿とも重なる。
ここ数年、打線の援護に恵まれない試合が続いたが、今季はハーラートップタイの4勝1敗と白星が先行し、気分上々だ。練習後には報道陣に「メディシンボールを投げてみるか?イージーだぜ」と提案。四苦八苦する姿を見て大爆笑した。試合前日にノーコメントを貫いたこともあった昨年とは大違いだ。
巨人戦は今季2試合に登板し、1勝0敗、防御率2.40。「リズムよく投げるということはずっと意識しているよ」とメッセンジャー。ゴールデンウイークに2勝7敗と苦しんだライバルをねじ伏せる準備は万全だ。