藤浪、右手問題なし 16日先発へ

 阪神・藤浪晋太郎投手(22)が13日、札幌からの帰阪後に、甲子園での投手指名練習に参加。キャッチボールやランニングなどで調整した。9日のロッテ戦で右手に打球を受けたが、患部は順調に回復。先発予定の16日のオリックス戦に向け、14日にもブルペン投球を行う予定だ。

 「ブルペンにも入りますし、試合で気にならないぐらいに投げられたら」

 この日の練習でも前日に続き、打撲した右手の状態をキャッチボールで入念に確認。「万全ではないですけど、キャッチボールぐらいなら問題ない感じです」。大きな支障はなく、通常の調整通りにブルペンでの投球を行う。そこで、改めて状態をチェックする流れとなる。

 香田投手コーチは「(藤浪も患部の状態は)日にち薬と言ってますからね」と信頼を強調。9日のロッテ戦は四回途中で負傷降板となったものの、そこまでに4点を奪われていた。大事な立ち上がり。同じように失点するわけにはいかない。

 「(患部の腫れは)ちょっとあるけど、ほぼないようなもの」と藤浪。まずは投球練習の中での右手の確認作業が最優先となるが、次回は自身の交流戦最後の登板。いい形で締めくくり、リーグ戦再開にはずみを付ける。

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