岡崎、今季甲子園初打点も笑顔なし
「阪神1-7広島」(9日、甲子園球場)
意地を見せた。5試合連続でスタメンマスクをかぶった岡崎が、今季甲子園での初打点。4月24日・広島戦(マツダ)、甲子園では2009年4月7日・広島戦以来の一打にも「別に…。それよりも点を取った後に抑えれば、流れを呼び込めた」。チームの敗戦で笑顔はなかった。
中谷と北條が連打でつないだ二回無死一、三塁だった。岡田の2球目、144キロ直球を捉えた打球が右翼線へ抜け、先制点を奪取。しかし直後の三回、新井に逆転3ランを被弾。「新井さんの状態がいいので、インコースに投げて壁を崩せるよう意識していた」と振り返ったが、相手が一枚上だった。
六回の打席では代打を送られた。次はリードでも貢献して、心の底から笑ってみせる。