能見「仕方ない」また新井にやられた
「阪神1-7広島」(9日、甲子園球場)
真っ赤に染まった左翼席が一層燃えた。鯉党の熱狂が襲う中、阪神・能見はマウンドで肩を落とした。「打たれたのは仕方ない」。1点リードの三回2死一、二塁。新井に逆転3ランを被弾。ストライクを狙った116キロ変化球を左翼席へ持っていかれた。
これで今季の対戦成績は11打数5安打、打率・455とされた。香田投手コーチは「気持ちよく打たれすぎ。普段使っていないようなボールとか、そういう組み立てが必要。バッターが嫌がることをしないと」と苦言を呈すしかなかった。
五回にも1点を献上。打線がなかなか機能しない中で「そこ(無失点)を目指していかないといけない」と能見。これ以上、ゲーム差を離されないためにも修正が求められる。