阪神・福留、決勝打にガッツポーズ「最年長なんで何とかしてやろうと」

11回阪神二死二、三塁、左中間に勝ち越し2点適時二塁打を放った福留=神宮球場(撮影・園田高夫)
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 「ヤクルト2-4阪神」(13日、神宮球場)

 ベテランが試合を決めた。阪神・福留が2-2の延長十一回、左中間へ決勝の2点二塁打を放った。ヒーローインタビューでは「いいところで回ってきて、打てたんでよかったです」と、安堵の表情を浮かべた。

 2死二塁から江越が左前打でつなぎ、さらに江越が二盗を決めて二、三塁と好機が拡大。ここで福留が、ヤクルト5番手・ペレスの6球目変化球を捉え、左中間へ運んだ。

 「若い選手が(チャンスを)つくってくれて、ピッチャーも頑張ってたんで。最年長なんで、何とかしてやろうと思って頑張りました」と笑顔。二塁ベース上では派手なガッツポーズを披露したことには「ベンチで全員が前に出てガッツポーズしていたんで、ついつい釣られました」と語った。

 初回には右中間二塁打、五回には右越え4号ソロを放ち、2日の中日戦以来となる猛打賞。本塁打は5月26日のヤクルト戦(神宮)以来、出場35試合ぶりだった。「あまりにも久しぶりすぎて、こんなんだったかなと思って(ダイヤモンドを)回っていました」と振り返った。

 チームは37勝47敗3分けの5位で前半戦を終えた。福留は「こんなチーム状況ですけど、これだけのたくさんのファンの方が来て下さって、僕ら選手は感謝しかないですね」と、敵地で声援を送ってくれたファンへの思いを口にした。18日の巨人戦からスタートする後半戦に向け「この休みを自分たちの前半戦を見つめる時間に使って、後半戦巻き返せるように、また頑張ります」と誓った。

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