全ウ・板山 追撃のソロ本塁打 高校の先輩、G長谷川撃ち
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「フレッシュ球宴、ウエスタン選抜-イースタン選抜」(14日、マスカットスタジアム)
ウエスタン選抜の板山祐太郎外野手(阪神)が、高校時代の先輩でもあるイースタン選抜の長谷川潤投手(巨人)から右翼ポール直撃のソロ本塁打を放った。
3点を追う三回、一死走者なしの場面。成立学園時代の先輩との対決を「変化球が来て『ンッ?』ってなった(笑)」と振り返ったが、粘りを見せて11球目の内角高めスライダーをジャストミート。ダイヤモンドを一周する姿を、ベンチの掛布監督も笑顔で見守った。
前半戦では「超変革」を掲げる金本監督の下、新人ながら5番打者にも抜てきされることもあった。しかし、徐々に打撃の調子を落とし、6月に登録抹消となってからは2軍暮らしが続いている。
晴れ舞台での一発が逆襲ののろしとなるか。中継テレビ局のインタビューに答えた板山は「前半戦では課題も出た。後半戦は、1軍に長くいられるようにしたい」と、力強く誓った。