福留が史上最年長サイクル達成 メッセが9勝目
「阪神8-2中日」(30日、甲子園球場)
阪神・福留がプロ野球史上64人目(69回目)のサイクル安打を達成するなど、打線が13安打8点を奪い、4位タイに浮上した。
中日時代の03年6月8日の広島戦以来、自身2度目の快挙を達成した福留は、「これだけのお客さんの前で最高の気分です。球場全体の雰囲気すごかった」とコメント。
39歳でのサイクルは史上最年長。阪神では、桧山が03年7月2日・中日戦(甲子園)で達成して以来13年ぶりで、球団史上5人目(6回目)の達成となった。
打線は二回、福留が右越えに先制の5号ソロ。四回には福留の中前打を足がかりに2死一、二塁とし、北條が右前適時打。五回には高山が右越えに甲子園初本塁打となる3号ソロ。さらに福留の適時三塁打などで2点。六回2死満塁では、福留が自身2度目のサイクル安打となる3点適時二塁打を放った。
メッセンジャーは7回2失点の粘投で、2年ぶりの2桁勝利に王手をかける9勝目を挙げた。