代打・狩野がV打「代打?難しくないですよ」
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「阪神-中日」(31日、甲子園球場)
阪神・狩野が値千金のV打を放った。
0-1で迎えた七回、2死一、二塁。好投の岩崎の代打として打席に入ると、ジョーダンの140キロ内角直球を捉えた。打球は左翼フェンスまでワンバウンドで到達する逆転の2点二塁打となった。
代打での適時打は20日・巨人戦(甲子園)以来。鳴りやまない狩野コール。頼れる背番号99の活躍で、甲子園は最高潮の盛り上がりに達した。
ヒーローとなった狩野は、試合後のインタビューで「岩崎のピッチングを見てて、どうにか(走者を)返そうと思ってたのが、出たんで、きょうは100点ですね」と自画自賛。自身の一打で岩崎に2カ月ぶりの白星をプレゼントすることになったが、「そういう場面で行く立場なので、あまり気にせず、岩崎のために打ちました。レギュラー陣が一番しんどいので、僕らはチャンス頂いて出てるだけなので。代打、難しくないですよ」と代打の切り札は事も無げに話した。