メッセ2年ぶりタイトル狙う!最多奪三振、最多勝が射程圏
阪神のランディ・メッセンジャー投手(35)が15日、2年ぶりタイトル奪取へ自然体を強調した。13年に最多奪三振、14年は最多勝利との2冠に輝いたが昨季は無冠。現在リーグ1位の140奪三振に加え、最多勝争いも12勝でトップの広島・野村に2差と今季は2部門で射程圏内だ。
この日、甲子園室内で行われた投手指名練習で調整した右腕は「自分の仕事、自分がするべきことをすれば、タイトルを狙える位置にいられる。必ずいいことが起きると信じている」と力説。チームに貢献する投球の積み重ねが結果的に個人タイトルにもつながるという考え方だ。
誕生日前夜の12日・中日戦(京セラドーム)では10勝目を挙げて自ら前祝いした。翌13日には家族で祝ってもらい「いい誕生日パーティーを過ごしました」と上機嫌。35歳初登板は中6日で19日・巨人戦(東京ドーム)の予定。「とにかく自分の仕事に集中する。そうすればいい結果、タイトルもついてくる」。メッセはチームの勝利のために全力で腕を振る。その先に個人の勲章が待っている。