秋山、16日DeNA戦先発ゲット 昇格ライバル岩崎退けた
2軍調整中の阪神・秋山拓巳投手(25)が、16日・DeNA戦(甲子園)に先発登板することが12日、決定的となった。同じく昇格候補だった岩崎を退け、切符をゲット。13日の全体練習から、1軍に合流する見込みだ。
決め手は9日のウエスタン・中日戦(鳴尾浜)。16日の1軍戦登板を懸けたバトルで、先発の秋山が5回5安打無失点と好投。一方、岩崎は4回4安打2失点で結果を残すことができなかった。
秋山は、前回登板した2日・DeNA戦(甲子園)で5回5安打3失点。初回に4本のヒットを打たれ3点を失ったが、二回以降は安定した投球で「0」を並べた。3日に出場選手登録を抹消されるも、腐ることなく鳴尾浜で牙を研いできた。
ウエスタン・リーグトップの9勝を挙げ、手応えも感じている7年目シーズン。140キロ台中盤の真っすぐとカットボール、さらにはカーブも駆使して戦う。12年以来の白星へ、満を持して甲子園のマウンドに立つ。