青柳、4位浮上で金本監督に恩返し 燕と直接対決「勝って終われるように」

 阪神・青柳晃洋投手(22)がチームを4位に押し上げる。26日は甲子園の室内練習場で、キャッチボールなどで調整。27日・ヤクルト戦(甲子園)の先発に向けて「勝って終われるようにしたいです」と意気込んだ。

 チームは4連勝中。前日25日・中日戦(ナゴヤドーム)に勝利し最下位回避を決めた。ヤクルトと0・5差。27日の一戦に勝てば、4位に浮上する。大事なマウンドとなるが、「そういうことはあまり意識せず、自分の投球をしてしっかり勝てるようにしたいです」と落ち着いて話した。

 ヤクルト戦は2試合に登板し、1勝1敗、防御率5・73。バレンティンに5打数2安打1本塁打されている。前回は対戦のなかった川端もスタメンに名前を連ねる予定だ。「左バッターがケガから復帰している。(ブルペンの)ピッチングでも左バッターを意識した練習をしてきました」と昨季の首位打者を要注意選手に挙げた。

 無我夢中で駆け抜けたルーキーイヤーも、いよいよ最終盤。6月1日・楽天戦(コボスタ宮城)のデビュー戦からここまで12試合の登板で4勝5敗、防御率3・48。課題を少しずつ解消して超変革の中、存在感を示してきた。

 「1年目からここまでやれると思っていなかったです。最後までここにいるということは自信になります」

 変則右腕は実感を込めるように、1年目を振り返った。荒々しくも、強さを感じさせる投球は魅力たっぷり。チャンスを与えてくれた金本監督へ、ツバメ狩りで恩返しする。

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