球児自信あり!中継ぎ専念「今年の成績みたいなことになることはない」
阪神・藤川球児投手(36)が2日、中継ぎに専念する来季に向け、強い自信を見せた。昨年は自主トレ段階から先発も見据えて調整したが、今オフは中継ぎに絞って練習できることが、昨オフとの大きな違いとなる。
「一つのことをやるということに集中して。幅広く練習していくというより自分の任されるであろうところに照準を合わせて、きっちりやるということなんで。去年のオフから取り組んだ事とは大きく変わると思います」
来季の巻き返しに向け、気持ちは固まっている。昨オフは、まずしっかりと投げられることを証明するために「ものすごく早く準備をした」という。ただ、今オフはそこを意識する必要がない。中継ぎでのパフォーマンス向上をテーマに、集中して練習に励む。
すでに金村投手コーチは「あのストレートを見ると、セットアッパー、クローザーでやってほしい」と話しており、中継ぎに専念させる方針だ。今季は43試合で5勝6敗10ホールド3セーブ。まだまだ、ここで終わるような投手ではない。
「(来年は)楽しみが大きい。今年の成績みたいなことになることはないと思うんで心配してないです」と藤川。自分を信じ、今年以上のものを示して、チームをけん引していく。