藤浪「いずれは」将来的な投手キャプテン就任に意欲 引退・福原の言葉に呼応

 一塁へジャンピングスローする藤浪(撮影・北村雅宏)
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 阪神・藤浪晋太郎投手(22)が10日、将来的な投手キャプテン就任へ意欲を示した。「まだ22歳ですし、今すぐにという気持ちはないですけど、いずれは自分が任せられるようになりたい」と力を込めた。

 発端は今季限りで現役を退いた福原の言葉だった。引退試合となった1日・巨人戦の試合後、投手キャプテンの証しである『C』マークを誰に譲りたいかという問いかけに、福原は「それは難しいですけど…。(藤浪)晋太郎につけてほしい気持ちはあります」とコメントしていた。

 今季の藤浪は26試合で7勝11敗、防御率3・25。プロ入りから3年連続で続けていた2桁勝利を逃すなど、悔しい1年に終わった。先輩の期待に応えるためにも、今オフは肉体強化に励む。

 「秋、冬を通して来年への準備をしたい。(体重があると)10割よりも8割の力で、いい球が投げられるようになる。上半身、下半身とバランスよく鍛えたい」。現状は92~93キロ。目標としている100キロ到達へ歩みを止めるつもりはない。

 この日は鳴尾浜での投手練習に参加。キャッチボールや50メートルダッシュなどで汗を流した。いつの日かチームをけん引する存在になるべく精進を重ねる。

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