北條“バントの極意”ゲット 平野コーチから「間」伝授

 阪神・北條史也内野手(22)が11日、平野打撃コーチから“バントの極意”を伝授された。現役時代2度の最多犠打を記録するなど、通算256犠打を決めた名手から「バントでも何でも間(ま)をつくれ。守備でも捕る前の間が必要」とアドバイスされた。

 一塁ファウルゾーンでマシンの球を転がしていたところ、平野コーチが近づいてきた。バント指導でありながら、捕球のジェスチャーを交えていた。同コーチからは「間をつくれ。衝突してしまったら決まらない」と具体的な説明もあった。

 バントと守備を結び付けた助言に「よく分かります。なるほどという感覚はあります」と北條も納得。間を取ることの大切さは、守備練習中に久慈内野守備走塁コーチから指摘されている内容と同じだからだ。

 金本監督から15本塁打以上と長打も期待される北條だが「やっていかないと絶対ダメだと思っています」と小技の重要さも自覚する。今季は出場122試合で犠打7。来季以降のレギュラー定着のためにも長打力だけでなく、バントの技術も身に付ける。

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