若虎監視せよ 金本監督、権田トレーナーを宮崎に派遣
とことん肉体を追い込みます!阪神の権田康徳トレーナーが16日、みやざきフェニックス・リーグに参加中のチームに合流。金本監督から託された使命は、若手選手の“監視役”だ。
この日は韓国・ハンファ戦(アイビー)がグラウンドコンディション不良で中止。室内練習場での練習中に権田トレーナーがスーツ姿で現れた。「金本監督から『フェニックス組が秋季キャンプで急に(練習の)負荷を上げても戸惑わないようにやっておいてくれ』と。選手たちの状況確認などをするのがミッション」と帯同理由を明かした。
同リーグ開催中、試合後には必ずダッシュや階段ダッシュを行うなど、ランニング量を増やしている。ウエートトレーニングにも力を入れ、帰宿後や休日には宮崎市内のジム施設を利用するなど、筋力強化も欠かさない。同トレーナーは「甲子園(の秋季練習)でやっている若い子らと差が出ないように。これまで報告も聞いていたけど、目で見るのも大切」と話した。
“地獄”の秋季キャンプ開始は29日。「ちゃんと走れているか、トレーニングの形ができているか。できていなくても10日弱あれば修正は可能」。充実した秋にするため、選手の管理にも余念がない。