能見 野球教室で才木に指導の過去 「中3の時から目をつけていた」
阪神・能見篤史投手(37)が21日、甲子園のクラブハウスを訪れ、才木浩人投手(17)=須磨翔風=が阪神からドラフト3位指名されたことを喜んだ。3年前のオフに参加した野球教室で指導した縁があり、「中3の時から目をつけていたからね。背が高いし、きれいなフォームで投げていたから」と改めて潜在能力を絶賛した。
当時、私立の強豪校から声がかからなかった右腕を「見返してやれ、スカウトに言っておくから!」と励ました。「それだけの素材だったから、不思議だなと」。もちろんプロでも「右左は違うけど聞かれたらね」と手を差し伸べるつもりだ。
37歳から17歳へ。最後は「頑張った結果でこうやってプロに入れるんだから、ここから大変だと思うけど頑張ってほしいね」と温かいエールを送った。