球児「22」復活 5年ぶりV背番号で巻き返す
阪神・藤川球児投手(36)の背番号が17日、今季の「18」から来季は「22」に変更されることが発表された。メジャー移籍前に背負い、セットアッパーやストッパーとしてチームに貢献した伝説の番号と共に、来季の戦いに挑む。
藤川にとって代名詞とも言える番号が、実に5年ぶりに復活する。04年オフに、自身の名前にちなんだ「92」から「22」に変更された。その翌年の05年に、セットアッパーとして2年ぶりのリーグ優勝に貢献。そこから12年のシーズンを最後に阪神を離れるまで、ずっと背負った愛着ある番号となる。
阪神復帰1年目となった今季は「18」でスタート。役割も先発から始まったものの、シーズン途中から中継ぎに配置転換。来季に関しても中継ぎで起用される方向で、藤川自身も「(来年は)楽しみが大きい。今年の成績みたいなことになることはないと思うんで心配してないです」と巻き返しを誓い、自主トレに励んでいる。
藤川だけでなく小宮山が「39」から「59」、上本が「4」から「00」、そして秋山が「27」から「46」に変更されることも同時に発表された。新たな番号と共に、心機一転のシーズンに臨む。