板山、ファンと交流「すごく応援してもらっている」 一日人権擁護委員務め
阪神・板山祐太郎外野手(22)が6日、阪神尼崎駅近くの中央公園で行われた人権週間街頭啓発にユニホーム姿で参加した。
一日人権擁護委員を務めた板山は、啓発活動として商店街や駅近辺を巡った。啓発物を配布したり、サイン会などを行い、集まったファンとの交流を楽しんだ。
ルーキーイヤーの今季は40試合に出場し、打率・236の成績だった。「1軍で(あまり)出ていない僕でもこうやって名前とか覚えてもらってくれてますし、すごい応援していただいているんだな」と、ファンの声援のありがたみを実感した様子だった。
トークショーでは司会者から「大事な体やのに風邪引いたら困ります。何か着てください」と気遣いを受け、人の優しさに自然と笑顔になった。
さらに、「子供のころいじめる方でしたか、いじめられる方でしたか?」と質問が飛ぶと、「僕はどちらでもありません。(いじめを)止める方でした」ときっぱり。会場からは拍手が沸き起こった。