ドラ6・福永、気合の前倒し入寮 通常は年明けも…食事問題も解消
阪神のドラフト6位・福永春吾投手(22)=徳島インディゴソックス=が7日、他の新人に先駆けて鳴尾浜の選手寮「虎風荘」に入寮した。通常、新人の入寮は年明けだが練習場所を確保するため、異例の前倒しが許された。これまで苦労してきた食事面の問題も解消し、開幕1軍を目指していくことを誓った。
早速、昼食で寮の食堂を利用。出された豚キムチ丼とサラダに舌鼓を打った。「すごくおいしかった。(ご飯は)満足というか、豪華に感じた」と笑顔。「これからしっかり練習して、食べて、練習して体を大きくしていきたい」と肉体強化に取り組んでいく覚悟だ。
独立リーグ時代は自炊が中心で、献立はうどんやチャーハンのみという1品料理が基本。「野菜とかおかずは食べることなく過ごしてきたので」と苦労を明かした。
「体ができていれば、開幕1軍というのも考えられる」と自信を見せた福永。早期入寮は決意の表れだ。整った環境でプロの肉体を身に付けていく。