安藤「金本さんを男にする」600万増の8800万円で更改

阪神・安藤優也(左)契約更改を終え代理人の黒田悦男弁護士と会見する=西宮市内の球団事務所(撮影・山口登)
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 阪神・安藤優也投手(38)が19日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、600万円増の8800万円でサインした(金額は推定)。

 今季は50試合に登板し、0勝1敗11ホールド、防御率2・53。開幕は2軍で迎えたが、4月10日に1軍昇格すると、5月21日・広島戦(甲子園)まで15試合連続無失点と好救援。4年連続で50試合登板を達成し、防御率も3年ぶり2点台と安定した投球を見せた。

 「50試合という数字は目標にしていたので、個人的にはよかったと思いますけど、チーム自体が優勝できなかった。CSにも出られなかったので、そういう意味ではまだまだ悔しいシーズンだった」と4年ぶりBクラスに沈んだ今季を振り返った。

 福原が今季限りで引退したことで、来季は投手陣最年長になる。「そこはしっかり自分のことだけでなく、福原さんのようにチームが勝つために後輩たちにいいアドバイスをしていきたい」と自覚を示していた。

 16年目となる来季に向けては「個人的な目標は特にない」ときっぱり。「やっぱり優勝ですね。11年間優勝できていない。微々たる力かもしれないですけど、金本さんを男にするではないですけど、優勝するためにちょっとでも力になりたい。優勝したいという気持ちは例年になく強い」と意気込んでいた。

 これで阪神の未更改選手は藤浪1人となった。

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