鬼門のマツダも、メッセの開幕投手は不変! 金本監督改めて宣言

 阪神・金本知憲監督(48)が21日、来季の開幕投手を任せる方向のランディ・メッセンジャー投手(35)への信頼を強調した。マツダで行われる広島との開幕戦。右腕にとって鬼門というべき場所だが、相性以上に開幕を任せるという気持ちの面を重視する考えだ。

 「(マツダの相性が気にならないかと問われて)なるな(笑)。でも、別に開幕がすべてじゃないし。いいスタートを切るに越したことはないけど」

 今季のメッセンジャーは、マツダで2戦1勝0敗という成績ながら、計12失点で防御率が10・24という数字だった。数字を見れば相性は悪い。ただ、開幕戦は重要とはいえ、143分の1という見方もできる。

 右腕への信頼は厚い。実際に今季、就任1年目のオープニングゲームを任せた。また、シーズン後には再契約前の10月14日に「開幕投手は、ほぼメッセでしょう」と指名していた。契約面でも、球団は来季で36歳という年齢にも関わらず新たに2年契約を締結した。

 今季の相性も過去のもの。数字だけで計れないものもある。もちろんキャンプからの調整次第でもあるが、対広島、対マツダを考えるより、メッセンジャーの力を信じ、気持ち良くマウンドに立ってもらう考えだ。

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