四藤球団社長V奪回&観客動員300万人突破や!球団仕事納め、来季へ決意表明
阪神は28日、西宮市の球団事務所で年内業務を終了した。四藤慶一郎球団社長(56)は仕事納めのあいさつで来季V奪回と観客動員の大台達成を目標に掲げた。「今年タイガースが野球界で存在感を発揮できなかった。その反省のもと(秋季)キャンプを含めて若い選手の土台作り、それに加えて競争意識も高まってきた。巻き返すという意味では期待できる」。リーグ制覇した広島と24・5差離された今季を振り返り、2年目を迎える金本体制に期待を寄せた。
また10年以来、6シーズン到達していない観客動員300万人突破へ向けては「今年前半戦の勢いからいくと、チームが最後まで優勝争いをすれば達成可能な数字。見どころのある試合を最後までやるということ」と、号令。「11年間優勝していませんので、来季はリーグ優勝、日本一を目指して一丸となって頑張っていく。お客さんにも喜んでいただこう、と」。社長就任2年目へ向けた決意を語った。