虎ドラ2・小野、岩貞に遭遇「雰囲気が違う」

 阪神のドラフト2位・小野泰己投手(22)=富士大=が7日、初めて鳴尾浜で調整を行った。前日の6日に「虎風荘」に入寮。球場の施設などを見学した後、他の新人選手とともに練習した。

 「あったかいのでやりやすかったです。いい環境ですね」。ランニングなどでウオーミングアップを済ますと、ドラフト6位・福永とキャッチボール。「肩はいい状態です」と納得顔で振り返った。

 キャッチボールを終えると、昨季10勝を挙げた左腕・岩貞と遭遇。あいさつを済ませランニングをしながらキャッチボールする姿を見つめていた。「昨年1年間、結果も残されたピッチャー。やっぱり雰囲気が違うなと思いました。(キャッチボールを)見入ってしまいました」。調整に訪れた先輩に感激した様子だった。

 しっかりと調整でき、充実した表情で練習を引き上げた右腕。8日から始まる新人合同自主トレに備えた。

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