プロ２年目を迎える阪神の竹安大知投手（２２）が９日、元メジャーリーガー斬りで１軍切符をつかむ決意を語った。「最初の練習試合の先発も竹安でいく」と、掛布２軍監督も高く期待する有望株。安芸で飛躍のきっかけをつかむつもりだ。

　この日、四国ＩＬｐ・高知が大リーグ通算５５５本塁打のマニー・ラミレス外野手（４４）との契約合意を発表した。阪神２軍は同チームと２月に、定期的に練習試合を組む間柄。現状、来日時期は明らかになってはいないが、対戦が実現すれば最高のアピールになる。

　「ワールドシリーズでもチャンピオンになっている選手。対戦できれば自分の球をしっかり投げたい」と対戦機会を心待ちにする竹安。昨年入団の６選手で唯一１軍出場がなかった男だが、右肩痛も完治しただけに「１軍で、１試合でも多く投げたい」と気持ちを高めている。