金本監督「ふざけたヤツは」強制帰阪も 春季Cで調整不足認められたら
阪神・金本知憲監督(48)が10日、春季キャンプで明らかな調整不足と認めた選手を強制帰阪させる可能性を示唆した。オフ期間中にウエートトレの重量アップを選手個々に課しているが、明らかな「怠慢」が見受けられれば、鬼となって非情の通告に踏み切る。
「(ペナルティーは)何らかはあるだろうね。(強制帰阪は)十分に有り得る。練習に入れんというのもある。(調整不足が)明らかなのはね。ふざけたヤツは」
昨年の秋季キャンプ後、12月、1月の2カ月間でのウエートトレの課題を選手に課した。それぞれの体格などに応じた目標値を設定したもので、既に高山などはクリアしているが、そこをキャンプ初日の段階でクリアできているか否かが、一つの判断材料となる。
「人によるよ。難しいんよ。ノルマがあっても、体重との比率があるから。一概に『お前ダメ』というわけにはいかないんよ、これは。体脂肪率との問題があって。明らかにやってないよというのは、そりゃまあ(ペナルティーが)あるよね」
目標値に届かなければ全てアウトというわけではないが、練習の動きも含めて見極める。甘えが見られれば、容赦なく振り落としていく構えだ。