吉田元監督、金本虎「勝てる力ある」 采配に注目「勝つことが監督の宿命」
吉田義男監督時代に85年の日本一と、87年の最下位を経験した阪神の首脳陣、選手、球団関係者が集まる「天地会」の新年会が15日、兵庫・有馬温泉の旅館「旅篭(はたご)」で開かれた。元監督の岡田彰布氏(デイリースポーツ評論家)、阪神・和田豊SAらが出席した。
吉田氏は今季の金本阪神に「『超変革』から今度は『挑む』ということで、勝つことが目標になってくるんでね。チーム一丸となって勝ってほしいですね。また、勝てる力はあるんちゃいますか」と期待を寄せた。
また、就任2年目を迎える金本監督には「勝つ事が監督の宿命ですからね。まあ若手もずいぶん成長してきて、糸井をもとにどうしてチームをまとめていくか」と将が振る采配に注目している様子だった。
今季、遊撃定位置の奪回に燃える鳥谷については「いろいろな意味で勝つことに必要な選手」と評価。FA加入の糸井に対しては「苦労しながらも」と付け加えつつ、チームを変える起爆剤としての役割を期待した。